ダイビング初心者でも小笠原諸島は楽しめるか?

初心者ダイバーでも小笠原諸島でのダイビングを楽しむことができるかどうが試してきました!

結論からいいますとアドバンスのライセンスを持っているとめちゃめちゃ楽しむことができました。

筆者はアドバンスのライセンスを持っており、ダイブ数は16で小笠原諸島に行きましたが十分に楽しむことができました。

小笠原諸島6日間の旅の中で3日間でダイブしてきた体験を紹介していきます。

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目次

小笠原諸島とは?

世界自然遺産

東京から南に約1000キロm離れた場所に位置し、おがさわら丸(おが丸)と呼ばれる船で24時間かかる世界自然遺産の島、別名ボニン諸島と呼ばれている。

そしてダイバーからはとても人気のダイビングスポットであり、

ボニンブルーの海を味わうことができる場所です。

島の人々も優しく、新鮮な島の料理を食べることができ、ダイビング意外にも楽しむことができます。

年間気候

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(°C)24.425.326.128.230.532.634.134.033.031.129.026.129.5
平均気温(°C)17.317.919.021.524.427.029.329.228.025.522.519.323.4
最低気温(°C)10.511.811.814.418.521.324.424.723.220.316.212.817.5
最高気温(㎜)104.668.3125.7150.6197.2302.2148.6200.0383.4159.188.2125.32.053.2

小笠原諸島は亜熱帯性地域になり、1年間通してとても暖かい場所です。温暖多湿な海洋性気候で夏と冬に気温差があまりない島です。

Toyo

寒い冬が無いのはちょっと羨ましいですね(笑)

なのでウエットスーツでほぼほぼダイビングが可能です。11月後半でも晴れていると暖かかったです。しかし雨が降ると少し寒かったので、年末年始あたりはウエットスーツだと寒く感じるかもです。

ツアー予約

今回はワールドツアープランナーズさんで予約をしてツアーを組んでもらいました。

ワールドツアープランナーズとは

ダイビング専用のツアーサイトで予約から出発まですべてサポートしてくれます。

今回初めての予約だったのですが、メールや電話でツアーの詳細を細かく教えてくれます。

日程の確認や料金の確認、宿泊施設の場所まですべて丁寧にサポートしてくれるのでとても使いやすいサイトでした。

ワールドツアープランナーズ

おが丸パック

ダイビングをメインではなく観光やホエールウォッチング、ゆっくりと自由時間が欲しい方などには

他のサイトのツアーやおが丸パックという船と宿がセットになったプランがあるのでそちらをお勧めします!

おが丸パック

他ツアーサイト

ダイビング1日目

1日目 11時 竹芝桟橋出発

24時間の長い旅を終え

2日目 11時 父島到着

なんと到着してすぐに午後からダイビングスタート!

この日は2本のボートダイブをしました。

1本目

一本目は沈船エリアでした。

沈船がばらばらになっており、そこに魚が群がっていました。

ポイントバラ沈
最大深度17m
透明度10~15
出会った魚ユウゼン、クマザサハナムロ、ウメイロモドキ、タカサゴ、イソギンチャクモエビ、オシャレカクレエビ

2本目

ポイント三畳一間
最大深度13.6m
透明度10~15
出会った魚スカシテンジクダイ、カスミアジ、タテジマキンチャクダイ、アザハタ、ハナミノカサゴ、サビウツボ

1日目のダイブは基本的には波も少なく快適に潜ることができました。

しかし初心者でも可能ですが、小笠原諸島のダイビングはボートでアンカーリングをしないドリフト形式なので最低限フリー潜行、中性浮力をしっかりできないと難しいかなとは思いました。

しかしレベルに合わせてグールプに分けてエントリーする場所を変えてくれるので安全に楽しむことは可能です!

イルカと遭遇

ダイブポイントに移動している間に運良くイルカと遭遇することができました!

こんなに近場で野生のイルカを見ることができたのは初めてだったので感動しましたね

実はこの次の日もイルカと遭遇し、ドルフィンスイムにダイバーみんなで挑戦したのですが、一緒には泳いでくれなかったので残念です。

なので運がいい人はドルフィンスイムもダイビング中に可能かも!

ダイビング2日目

ダイビング2日目この日は朝8時ごろから出発

まだ疲れで眠い時間でもあるが小笠原の綺麗な海を見ると眠気もぶっ飛びます(笑)

2日目からは予約した内容では2ボートダイブの予定だがオプションでもう1ダイブ追加可能。

1日目と違い今回のポイントは波があるところが多く全体的に中級コースのポイントが多かったですね。

1本目

ポイント南浮磯
最大深度19m
透明度20~25
出会った魚アジアコショウダイ、ミナミイスズミ、クマノミ、ヘラヤガラ、ウメイロモドキ、クマザサハナムロ、ウミガメ

小笠原諸島にきて初めてウミガメを見ることができました。ふわふわ泳いで快適そうでした。

写真はなかなか綺麗に撮れずむずかしいですね

2本目

ポイントブンジロウ浅根
最大深度22m
透明度20~25
出会った魚ノコギリダイ、アカヒメジ、イッテンコショウダイ、タテジマキンチャクダイ、ヨスジフエダイ、ユウゼン

3本目

ポイント北一つ岩
最大深度20.4m
透明度20~25
出会った魚アカヒメジ、ミナミイスズミ、キイロヤガラ、コガネヤッコ、レンテンヤッコ、ベニゴンベ

ユウゼンと呼ばれるチョウチョウウオの仲間で日本の固有種です。

小笠原ではよく見られる魚ですが、ここでしか見られない魚でもあります。

他には伊豆諸島とかでも見られるらしいです。

貴重な魚を見ることができました。

ダイビング3日目

いよいよ小笠原でのダイビング最終日です。

やはり楽しいことをしていると時間が経つのが早く感じますね。

最終日のエリアは小笠原で有名なシロワニが見られるエリアです!

1本目

ポイント枝サンゴ
最大深度35m
透明度20~25
出会った魚シロワニ、ミズクラゲ、キホシスズメダイ、シテンヤッコ

無事見ることができました!

しかしここのエリアは深度が30m付近で最低でもアドバンスのライセンスが必要になってきます。

深いほど中性浮力も難しくなり、減圧症にもなりやすくなるので注意が必要ですね。

ダイブ数の少なくても中性浮力をしっかり取れれば、初心者でも楽しむことはできます!

2本目

次のダイブはHAZAMAと呼ばれる潮の流れがかなり早い上級エリアで初心者ではまだ危険なエリアなので、別のエリアでダイブしてきました。

マダラトビエイやギンガメアジ、ホワイトチップシャークなどが見れたそうです。

見たかったですねー(泣)

ダイブ経験増やしてスキルを増やしまたリベンジしたいですね。

ということで流れがまだ弱い方のエリアをダイブしてきました。

ポイント二子岩
最大深度17.2m
透明度20~25
出会った魚キンチャクガニ、ノコギリダイ、キホシスズメダイ、イセエビ

カニが可愛かったですね。イセエビも写真ではわからないですが数匹並んでいで面白かったです。

小さなアーチな地形があったりウミウシも多く発見できました。

3本目

いよいよ最後のダイブですね

ほんとに1日の時間が経つのがはやいですね。

ポイント赤ブイ
最大深度18.8m
透明度20~25
出会った魚アカヒメジ、ミナミイスズミ、キイロヤガラ、コガネヤッコ、レンテンヤッコ、ベニゴンベ

地形が複雑で山のようになっており迫力がありました。

多くの魚のむれを見ることができました。

最後もしっかり安全停止!

安全停止をしっかりやるのは当然ですが、その間にも多くの魚を見ることができ飽きなくていいでよね〜

最終日

最終日もオプションで2ダイブ増やすことは可能でしたが、今回は増やしませんでした。

学生にはお金が厳しいところはありますね(笑)

船が出るまでお土産をいろいろみたりのんびり過ごしていました。

のんびり寛げるのも小笠原諸島のいいところですね。

最後におがさわら丸で24時間かけて東京に帰ります。

ボートからみなさん「いってらっしゃい」と見送ってくれます。

この光景は感動します。また必ず小笠原に行きたいと思いました。

ダイビングメインでツアーを組むとこんな感じの日程になります。

最後に

スケジュール

1日目

  • 11時      東京竹芝桟橋 出発  

2日目

  • 11時      父島・二見港 到着
  • 13時〜17時  2ボートダイブ
  • 19時      宿で夕食

3日目、4日目

  • 7時      宿で朝食     
  • 8時〜16時   3ボートダイブ
  • 19時      宿で夕食

5日目

  • 7時      宿で朝食     
  • 9時〜15時   フリータイム   
  • 15時     父島・二見港 出発

6日目

  • 15時      東京竹芝桟橋 到着

ほとんどボートの上にいるので観光はあまりできません。

ナイトツアーなどは参加できると思います。小笠原の固有種、光きのこなど見ることができるそうです。

でもダイバーでしたら全然というよりめちゃくしゃ楽しいです。ライセンスではアドバンスはやはり持っているとダイブできる範囲がかなり広がるの持っておきたいですね。

スキル的には中性浮力やフリー潜行など最低限は必要になってきますが。それぐらいできれば初心者でも十分楽しむことはできます。

ダイブマスターとかだと行ける範囲がかなり広がるので、(夏場は流れはは速いがケータ列島など)まだまだダイブポイントがあるのでまた潜りに行きたいですね!

以上小笠原諸島ダイビングログでした。

お世話になったダイビングショップ

PAPA’S DIVING STUDIO

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